オンキヨー、ロボットスタートと提携(2019/08/21)

 オンキヨーはソフトウエア開発のロボットスタート(東京・目黒)と資本・業務提携すると発表した。人工知能(AI)や音声認識技術などを使った新しい端末やサービスを共同開発する。オンキヨーは主力のオーディオ事業を米同業に売却する方針で、次の柱となる新規事業の育成が課題となっている。

 ロボットスタートは2014年の設立で、ロボットやAI、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連のソフト開発が強み。オンキヨーは9月末までに出資を検討する。今後は両社で文字の音声化技術を使った新規事業や、音声認識によるデータベースの検索システム、音楽向け新端末の開発などを探る。

 オンキヨーは音声を正確に認識するマイク技術を持ち、17年にAIスピーカーを発売した。

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